株式の分散リスク!

会社相続で自社株式が分散しても怖くありません
会社の相続が発生し、会社の株式が、兄弟3人に分散してしまいました。また、その兄弟のうち一人が亡くなり、さらに会社の株式が分散してしまいました。その結果、少数株主が大量に発生してしまいました。
社長様としては、会社の株式が分散し、親戚とは言え、顔を見たこともない者が少数株主になっていることはあまり気持ちの良いものではありません。このまま、相続が続くと、さらに会社の株式が分散し、少数株主が増加してゆくため、なんとかしなければいけないような気がします。
そのうち、親戚とは言え、顔を見たこともない少数株主から、社長様や会社に対して、株式を高値で買い取るように請求が来たりします。なんと!、買い取らないと、第三者に譲渡するよ!という警告付きです。
株式譲渡制限会社であったとしても、会社法上、このような請求が来たら、その少数株式を買い取るか、第三者への譲渡を容認するかの選択に迫られるのです。譲渡制限会社もこの時ばかりは譲渡制限会社の譲渡制限の例外なのです。
この少数株式の買取り要求には応じなければいけないでしょうか?
過半数の株式をコントロールできているのであれば、急いでこの要求に応じる必要はありません。
実際のところ、少数株式を高値で買い取ってくれる第三者は居るはずがないのです。少数株式を高値で買い取ったとしても、その少数株主の決議は通りませんし、配当がもらえるかどうかは社長様の胸先三寸です。株主総会で暴れたりして嫌がらせをしてやる!といっても、そういう譲渡制限会社では株主総会すら開催されないのが通常です。ですので、社長様や会社としては、少数株主は怖くないのです。
他方、株主としては、高価な株式を持っていたとしても、少数株主だとほとんど意味がないのです。しかし、相続税評価額としては、かなりの価格が付きますので、巨額の相続税が発生してしまいます。果たして少数株式というのは資産なのかという疑問も生ずると思います。
では、少数株主としてはどうすればよいのでしょうか??その対応方法としては、法律上はなかなか困難ですが、いろいろ考えられますので、当事務所の法律相談にてお問い合わせください。
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